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このサイトでは、国の責任において処理を行う特定廃棄物の埋立処分事業の実施にあたって、周辺環境への配慮、多重の安全管理、迅速な情報公開への取組として、埋立処分施設及び周辺における環境モニタリングのデータを公開しています。

環境省は、埋立処分施設内に管理事務所を新設して現場責任者を常駐させ、埋立処分の実施状況を管理し、施設点検やモニタリング等を実施しています。モニタリング結果の公表や万一の事故時でも、責任をもって対処いたします。
埋立処分事業についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

特定廃棄物の埋立処分事業情報サイト / 特定廃棄物の埋立処分事業に関するパンフレット

●埋立処分施設の概要

埋立処分施設の概要

Q:モニタリングとはなんですか?

本サイトにおけるモニタリングとは、放射線を一定期間毎あるいは連続して監視・測定することです。
施設内外の空気や水などの放射線を監視・測定することで、施設で働く人々や周辺にお住まいのみなさまの安全性の確認や、万が一の緊急時には警報を実施するなどの対策を行うことができます。モニタリング結果は速やかに公表します。

Q:どんなものを測っているのですか?

埋立処分施設および周辺の環境について、施設からの影響がないことの確認を目的として地点を設定し、「空間線量率」「地下水水質」「浸出水原水水質」「処理水水質」「放流水水質」「悪臭」「埋立ガス」「騒音・振動」「大気中放射能濃度」「雨水中放射能濃度」「植物中の放射能濃度」「地下水中放射能濃度」「河川水等の放射能濃度」「搬入経路における放射能濃度等」のモニタリングを行っています。
空間線量率は敷地境界に加え、埋立地周囲においても測定しています。埋立処分施設からの処理水は基準値以下であることを確認したうえで放流しますが、河川への影響がないことの確認のため、河川の水質を測定します。
埋立開始前に河川底質や河川敷の植物、表土等を採取し、河川とその周辺のバックグラウンド濃度を把握するとともに、埋立中も定期的にモニタリングすることで、埋立処分施設由来の放射性物質の蓄積がないことを確認します。

本サイトでは、空間線量率、大気中放射能濃度、地下水中放射能濃度の連続モニタリングの計測データをグラフでご覧いただけます。

●モニタリング計測ポイント

モニタリング計測ポイント

Q:このサイトで見ることができるデータは、どうやって測っているのですか?

連続モニタリングでは、下の写真のような分析機器を処分場内に設置し、各種数値を計測しています。また、その他の定期モニタリング調査では、調査員により試料採取を行い、分析機関にて分析を行います。空間線量率の測定は現地で行います。

計測機器の写真

Q:もし、モニタリングにおいて異常な値が検出された場合の対応はどうなっていますか?

連続モニタリングは24時間の測定を行っており、機器の故障を含め異常がある場合は、職員に自動で通報されることとなっています。異常な値が検出された場合には、速やかに関係機関に報告するとともに、埋立作業の中止など緊急時の措置を図り、再調査等を行って原因究明を早急に進めます。